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10月6日の説教要旨

「信仰にしっかりとどまる」使徒14:19-28
鎌野 幸師
1.迫害の中にあるクリスチャン
 ピシデヤのアンテオケ、イコニオム、ルステラと行く先々でパウロとバルナバは「神の恵み」であるイエス様による救いを伝えました。多くの人々が聞いて信じる一方、ユダヤ人たちから迫害を受け命まで狙われました。迫害は二人の語る教えを信じたクリスチャンたちにも及び、彼らは苦しい信仰の戦いの中に置かれていました。
2.励ますために
 デルベでの宣教の後、パウロとバルナバは、自分達の命を狙った人たちのいるルステラ、イコニオム、ピシデヤのアンテオケに引き返しました。幼いクリスチャンたちの信仰が迫害の中で弱り、失われるのでなく、強められるように励ますためでした。パウロは命がけで人々を訪問し励ます牧会者でした。私たちも戦いの中にある兄弟姉妹の信仰が強められるように、励ますことができれば幸いです。
3.信仰にしっかりとどまる
 パウロは、偶像の中から救われた、ご利益ばかりを求めがちな幼いクリスチャンたちに「神の国に入るには苦しみも経なければならない」と福音の真理を教え、「信仰にしっかりとどまりなさい」即ち、イエス様を見続け、信じ続けなさいと勧めました。救い主イエス様の姿をしっかりと見続けるなら、イエス様を信じる気持ちが沸き上がり、信じる気持ちが深まって成長し、迫害や苦しみにも負けない強さが与えられます(ヘブル12:2)。