聖書人生相談
                                             

NO.7
新しく管理者のポストにつきましたが、ストレスのために、毎晩遅くまで飲み歩くようになり、生活のバランスが崩れ、子どもたちにも影響が出ています。生活を立て直すために何が必要でしょうか。


聖書を開いてみましょう  ペテロの手紙第一 5章 6節〜8節 



最近、健康診断の時に、生活習慣病について言われることが多くなっています。ご相談を読んで、あなたのストレスは人格的生活習慣病ではないかと思いました。あなたは精神的にも生活においてもバランスを失っておられますが、それは仕事がきつくなったせいばかりではなく、あなたの生き方に原因があります。生活習慣病は、どんなに薬を飲んでも生活そのものを変えなければ良くなりません。あなたがストレスを克服し、生活のバランスを立て直すためには、生き方を変えることが大切です。心の生活習慣病を克服するためには、
1. 自分を低くすることです。「神の力強いみ手の下に、自らを低くしなさい。」イスラエルの先祖のひとりであるヨセフは、兄たちの手で奴隷としてエジプトに売られましたが、苦難の末にエジプトの宰相となりました。しかし、兄たちが飢饉のために食糧を求めてエジプトに来たとき「恐れることはいりません。・・・あなたがたはわたしに対して悪をたくらんだが、神はそれを良きに変わらせて、今日のように多くの民を救おうと計られました。・・・」(創世記50:20)と言いました。彼は、彼の人生の中に働いておられる神を信じ、苦難をも神からのものとして受け取ったことによって神の祝福に与りました。
 新しいポストにつかれ、いらだちや恐れがあり、自分の立場や評判が気になることはわかります。しかし、あなたをだれがどのように見、評価しようと、あなた自身であることに変わりはないのです。自分を低くして、ありのままの自分を受け入れることが大切です。大切なことは、「神の御手の下にある」自分であることを知ることです。紅海を裂いてイスラエルを自由にされた神は、あなたを自由にすることができます。この神の御手の下に自分を低くしてください。自然体で物事に対応することができるようになり、ストレスも解消できるようになるでしょう。
2. 委ねることです。「神はあなたがたをかえりみていてくださるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい。」あなたは管理者として委ねることの重要性を知っておられ、委ねないことが自己中心であり、自分をすり減らすばかりか、人間関係を悪くすることを知っておられると思います。あなたの恐れやいらだちは、委ねるべき方に委ねないことから生じているのです。
 今日、生えていて明日は炉に投げ入れられる野の花に、ソロモンの栄華にまさる装いを与えてくださる方です。(マタイ6:29.30)何よりも、わたしたちの救いのために御子イエス・キリストさえ惜しまない方ですから、あなたが心配する以上 に、あなたのことを心配してくださっているのです。仕事や地位のことで頭がいっぱいになると、委ねるべき方が見えなくなり、ストレス(思いわずらい)がたまってしまうのです。ぜひ、教会に行って、神が見える生活を始めてください。
3. コントロールすることです。「身を慎み、目をさましていなさい。・・・」「身を慎み」とは、自分をコントロールすることです。毎晩、遅くまで飲み歩いているあなたの生活は、舵がこわれた船、いや舵を悪魔に握られて沈没しかかっている船のようなものです。昔から「始めに人が酒を飲み、終わりに酒が人を飲む」と言われていますが、まさにあなたは酒に飲まれています。悪魔とは「捨て去る」から出た言葉です。あなたが自分の舵を捨てたので、それを悪魔が握ってしまい、あなたは取り返すことができなくなってしまっているのです。
 「目をさます」とは、人としての在り方に目覚め、信仰に目覚めることです。ま ず、夫として、親として、本来あるべき姿は何であるかに目覚めていただきたいと思います。主イエスは「たとい人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、何の得になろうか。」(マタイ16:26)と言われました。人間としての尊厳、父として夫としての尊厳を失ったら、たとえ何を得ようと、死んだ者と同じです。
 主イエスは、十字架と復活によって死と悪魔に勝利されました。彼は悪魔に握られた人生の舵を取り戻してくださいます。状況がもっと悪くならない前に、目をさまして人生を見つめ、主イエス・キリストを仰いでください。



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