礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

10月29日の礼拝説教要旨

「何度まで赦すべきか」
マタイ18:21-35

 
              2017年10月29日(日)主日礼拝
  野﨑 俊師
1.兄弟を得るために
 この主イエスが語られた赦しの箇所はその前の所とセットになって理解すべき御言葉です。そこでは、一人も迷い出る事を願われない主の愛が示され、兄弟が罪を犯したならそれをはっきりと指摘し主に立ち返るように迫る事が語られています。そして、その兄弟の回復のために心を注いで祈るように求めるのです。

2.赦された者として赦す
 そして、続く箇所で何度まで人の罪を赦すべきかとのペテロの問いに主イエスは答えられ、無限に赦し続ける事を教えられました。それは、私たちが計り知れない主の御恵みによって霊的破産者であった者が赦された事に心を向ける時に可能になり、人を赦す時に私たちも主と一つにされる祝福に立つと教えられました。

 罪は罪としていい加減に扱わず、その兄弟の回復のために祈り、また犯された罪は主に赦された御恵みを思いつつ赦し続けましょう。