礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

2月4日の礼拝説教要旨

「一番偉い人」
マタイ18:1-5

 
                 2018年2月4日(日)主日礼拝
野﨑 俊師
1.人の上に立ちたい弟子たち
 この箇所は弟子たちが「だれが一番偉いのでしょうか」と主イエスに尋ねられた質問から始まっています。弟子たちの間に人の上に立ちたいという妬みとプライドがうごめいていたのです。この人を序列付け、上に立とうとする意識は、今の日本社会の中にも色濃く見えます。主イエスは質問に次のように答えられました。

2.みなに仕える者
 「自分を低くする者が、天の御国で一番偉い人です。」自分を低くする者、マルコの福音書の並行個所では「みなに仕える者」が偉く人の先に立つ者であると主イエスは語られました。私たちも世の価値観とは逆に立って、命を注いで仕えて下さった主イエスのご愛を思い、私たちの目の前の人に仕え愛する者となりましょう。

 少しでも上にと世の人と同じように求めるのでなく、自らを低くし、目の前の尊い一人の人に仕え愛する者となりましょう。