礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

3月4日の礼拝説教要旨

「一番大切な戒め」
マタイ22:34-40

 
                 2018年3月4日(日)主日礼拝
野﨑 俊師
1.不可分の二つの戒め
 この箇所で主イエスは、ある律法をないがしろにしているとの言いがかりを付ける為の「律法の中での一番大切な戒めは何か」とのパリサイ人の質問に、神を愛する事と人を愛する事であると答えられました。神を愛していると自負しながら、人を見下している彼にこの二つはつながった一つの事であると教えられたのです。

2.祈りは姿勢を変える
 主イエスがここで「隣人を愛せよ」と教えられましたが、主イエスの「隣人」の概念は、ユダヤ人たちが持っていた同胞を中心とした限られた物から全ての人に広がる物でした。私たちも、愛し辛いと思える人であっても、「迫害する者のために祈りなさい」との主イエスに倣い、祈る事から始めさせていただきましょう。

 神を愛する事と人を愛する事はつながった一つの事である事を思い、隣人を愛する者となる為に、祈る事から始めさせていただきましょう。