礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

4月28日の礼拝説教要旨


「目を開かれる主」ルカ24:13-32

鎌野 幸師

1.近づき、共に歩まれる主

 イエス様が十字架で死なれて三日目、暗い顔をして語り合いながらエマオの村に向かっていた二人の弟子たちは、自分たちに近づき共に歩んでいる人が「よみがえられたイエス様」だと気づきませんでした。彼らの目を遮っていたのは、イエス様に対する「間違った期待・・イエス様はイスラエルをローマから独立させてくださる救い主」から来る失望であり、「死んだ人が生き返るはずがない」という常識的現実的な考え方でした。イエス様は彼らの信仰の目を開くために、彼らに近づき共に歩まれました。

2.聖書を説き明かされる主

イエス様は道々、聖書全体からご自分、即ち救い主について彼らに説き明かされました。神の霊感によって書かれた聖書は、救い主の全体像を正しく証言しています。

3.目を開いてくださる主                   

 二人の弟子たちは、イエス様からの説き明かしを聞くうちに「心が燃え」、「もっと聞きたい」と願っている中で、目の前で一緒に食事をしている人が「よみがえられたイエス様」だと気づきました。「救い主についてもっと知りたい」と心燃やされ求めていく中で、私たちの信仰の目は開かれ、生きておられるイエス様を体験することへと導かれます。