礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

5月5日の説教要旨

「キリストの証人として」ルカ24:44-53
鎌野 幸師
1.キリストの証人
 復活されたイエス様は、幻ではなく現実のお姿を弟子たちに現わされた上で、弟子たちに「私が死の中からよみがえったことと、私による罪の赦しと救いを証言していきなさい」と命じられました。11人の弟子たちこそ、イエス様の死と復活をはっきりと見、教えを身近で聞き、イエス様による罪の赦しを体験していたからでした。地上から天へと帰られるイエス様は、ご自身の働きを弟子たちに委ねられました。
2.証人になるために
 イエス様は「エルサレムから地の果てまで」出て行って証言しなさいと命じられました。イエス様を十字架にかけた人たちであふれるエルサレムで語る勇気もなく、文化人たちに語るには知恵や知識のない無学な弟子たちでしたが、彼らが確信をもって恐れることなく証言できるように、イエス様は彼らの霊の目を開いて聖書の言葉を悟らせ、助け主なる聖霊をお与えになりました。
3.祝福してくださる主                   
 イエス様は弟子たちの祝福を厳粛に祈りながら昇天され、その後は天にて大祭司として彼らの祝福を祈られました。イエス様は、生きておられるイエス様を体験した私たちが証人として立つために、私たちにみ言葉による確信を与え、助け主なる聖霊を与え、今も天において祝福を祈ってくださっています。