礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

6月2日の説教要旨

「聖霊を待ちのぞむ」使徒1:12-14
鎌野 幸師
1.父の約束を待ちなさい
 イエス様は弟子たちに「わたしを証言していきなさい」と使命をお与えになると共に「エルサレム(置かれている所)を離れないで聖霊を待ちなさい」とおっしゃいました。イエス様の昇天後、イエス様に代わり弟子たちが中心となって進める新しい形の宣教のために準備が必要だったからです。
2.祈った弟子たち
 イエス様の言葉を受けて、弟子たちは祈りました。祈りとは、私たちの活動をやめ、心と思いを神様に向ける神様との交わりです。弟子たちは〇婦人たちや、イエス様の働きに反対していたこともあるイエス様の兄弟たちとも共に祈りました。〇個々が自分の思いを祈るのではなく、神の御心に焦点を合わせ、心を一つにして祈りました。〇いつ与えられるかわからなくても、あきらめず、持続して、集中して「聖霊を与えてください」と祈り続けました。〇自分たちの罪深さや足りなさを自覚するからこそ、これからの宣教のために祈りました。その結果、10日後に聖霊が降り、弟子たちは力強くイエス様を証言し、教会ができました。私たちが力強くイエス様を伝え教会を建て上げていくためにも、聖霊が必要です。私たちの弱さ足りなさを自覚し、共に集まり、心を一つにし、祈りに専念して聖霊を待ちのぞみましょう。