礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

10月20日の説教要旨

「聖霊の禁止と導き」使徒16:1-10
鎌野 幸師
1.聖霊による禁止
 第二次伝道旅行に出かけたパウロは、伝道計画を立て進んで行こうとしましたが、アジヤとムシヤで2度も聖霊によって禁じられました。パウロは肉体の弱さやその他の事情のために、当初の伝道計画を変更せざるをえなかったけれども、後で振り返ると自分たちの計画を進めずに変更して良かった、「聖霊が禁止してくださったのだ」と受け止めました。
2.聖霊による導き
 港町トロアスに着いたパウロは、海を渡るかどうか迷い祈る中で幻を見、マケドニヤに渡りました。「確信」(16:10)という言葉には「結び合わせる」という意味がありますが、パウロは今まで見聞きしてきたこと、自分の置かれている状況、神の言葉、様々なことを結びわせて「聖霊がマケドニヤへ導いておられる」と受け止めました。私たち一人一人を愛し、最善のご計画を持っておられる神は、時に私たちが自分で立てた計画を禁止されますが、必ず違う最善の道へと導かれます。神の前に祈り、思い巡らし、聖霊の導きを確信して進みましょう。
3.聖霊による祝福
 聖霊に導かれたマケドニヤの地で、パウロは多くの宣教の実を結び、困難や試練に遇ってもパウロの信仰はさらに強められました。聖霊の導きに従うとき、実際的、霊的祝福が伴います。