礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

1月19日の説教要旨

「主を証しするパウロ」使徒22:1-21
鎌野 幸師
1.神殿での騒動の中で
 エルサレムに到着し神殿にいたパウロは、「パウロは異邦人を神殿に連れ込み神殿を汚している」と誤解したユダヤ人の群衆たちに殺されかけました。しかしローマ兵の出動により救われると、「彼らに話をさせてください」と自ら願い出ました。パウロがユダヤ人たちに「かつての自分の姿」を重ね、自分がそうだったように彼らも福音によって救われてほしいと願ったからでした。
2.主を証しするパウロ
 パウロは目の前のユダヤ人たちの言葉である「ヘブル語」で「兄弟たちよ」と呼びかけながら、自分自身のことを証ししました。イエス様に出会う前は熱心なユダヤ人としてクリスチャンを迫害していたが、光の中で語られる声を聞いて、自分が迫害してきたイエス様こそ真の主と気づいたこと。アナニヤのところで洗礼を受け、主の言葉を聞いて異邦人への伝道者となったことを証言しました。イエス様を証しするときには、①語る相手との共通点を意識しながら、イエス様と出会う前の自分の姿を証しする②どのようにイエス様を信じるようになったか、自分の体験を証しする③イエス様に出会い、イエス様との関りの中で今の自分へと導かれたことを証しする ことが大切です。私たちも、目の前の人たちを愛し、救われることを願いながら、「私に出会い、救ってくださった」主イエス様を証ししていきましょう。