礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

2月23日の説教要旨

「パウロの願い」使徒26:19-29
鎌野 幸師
1.アグリッパ王に語るパウロ
 アグリッパ王の曾祖父は「救い主が生まれた」ことを知ってベツレヘム中の幼子を殺したヘロデ大王、叔父はバプテスマのヨハネの首をはねたヘロデ・アンティパス、父はヨハネの兄弟ヤコブの首をはねたヘロデ・アグリッパ1世で、アグリッパ王はイエス様をひどく迫害してきた家の者でした。パウロはかつの自分と同じ「ユダヤ人であり迫害者」アグリッパ王に弁明する機会が与えられたことを喜びました。
2.天からの啓示を伝えるパウロ
 パウロは一方的な恵みによって主イエスから示された「啓示」を証言しました。「主イエスこそ救い主」「主イエスを迫害することはかえって自分を傷つけること」「主イエスを受け入れるなら真の救いを得る」ことを語り、悔い改めを迫りました。
3.パウロの願い
 パウロは、ひどい迫害者だった自分が、主イエスを救い主と信じる者となり、霊の目がひらかれ、暗闇から光に入れられ、罪赦され聖なる者とされ、御国を継ぐ者とされて喜びに満たされたからこそ、「私のようになって欲しい」と切なる願いをもって主を証言しました。私たちの周りにも、真の救いを求めながら主イエスに背を向ける人たちが大勢います。私たちも「私のようになって欲しい」という切なる願いをもって、自分自身に「啓示」されたイエス様のことを証言しましょう。