お知らせ

バーベキューを行いました

10月20日(日)お天気にも恵まれ、礼拝後バーベキューを行いました。教会で準備していたお肉とお野菜に加えて、お肉とお米の献品もあり、お腹いっぱいおいしくいただきました!食事のあとは、小学生の子どもたちに交じって70代のおじさん、おばさんも一緒に卓球をし、楽しく過ごせました。

10月20日の説教要旨

「聖霊の禁止と導き」使徒16:1-10
鎌野 幸師
1.聖霊による禁止
 第二次伝道旅行に出かけたパウロは、伝道計画を立て進んで行こうとしましたが、アジヤとムシヤで2度も聖霊によって禁じられました。パウロは肉体の弱さやその他の事情のために、当初の伝道計画を変更せざるをえなかったけれども、後で振り返ると自分たちの計画を進めずに変更して良かった、「聖霊が禁止してくださったのだ」と受け止めました。
2.聖霊による導き
 港町トロアスに着いたパウロは、海を渡るかどうか迷い祈る中で幻を見、マケドニヤに渡りました。「確信」(16:10)という言葉には「結び合わせる」という意味がありますが、パウロは今まで見聞きしてきたこと、自分の置かれている状況、神の言葉、様々なことを結びわせて「聖霊がマケドニヤへ導いておられる」と受け止めました。私たち一人一人を愛し、最善のご計画を持っておられる神は、時に私たちが自分で立てた計画を禁止されますが、必ず違う最善の道へと導かれます。神の前に祈り、思い巡らし、聖霊の導きを確信して進みましょう。
3.聖霊による祝福
 聖霊に導かれたマケドニヤの地で、パウロは多くの宣教の実を結び、困難や試練に遇ってもパウロの信仰はさらに強められました。聖霊の導きに従うとき、実際的、霊的祝福が伴います。
 

子ども祝福式とバーベキューのお知らせ

10月20日(日)子どもたちの健やかな成長を願って祈る「子ども祝福式」を行います。お子さんと共に、ぜひ礼拝にご出席ください。礼拝後、バーベキューをします。食事代は 中学生以上500円、小学生300円、幼児は無料です。

10月13日の説教要旨

「対立から一致へ」使徒15:1-21
鎌野 幸師
1.信仰の相違と対立
 パウロとバルナバが伝道旅行からアンテオケ教会に戻ると、エルサレム教会から来た人々が、「異邦人も割礼を受けなければ救われない」と教え、教会は混乱していました。パウロとバルナバは「信じるだけで救われる」と主張し両者は対立しました。教会の中で「正しい信仰をはっきりさせ守って行く」ためには、避けてはいけない対立・論争があります。
2.エルサレム会議
 この問題の解決のために、エルサレム会議が開かれました。激しい論争の後、エルサレム教会のペテロは「神の恵みの事実」を証拠として、ヤコブは「聖書のみ言葉」を根拠として、アンテオケ教会のパウロとバルナバも「神の恵みの事実」を証拠として「異邦人に割礼は必要なく、信じるだけで救われる」と主張しました。教会の中の会議は、人ではなく教会の頭であるイエス様の前に開かれる会議であり、神の御心を求め、受け取り、従っていくために開かれるものです。
3.主にある一致
 会議に出席した者たちが神の御心を求めることにより、聖霊は両者に共通理解、一致を与えてくださいました。私たちも神の御心を求めることにより、イエス様を信じる者の内におられる聖霊によって一致していきましょう(Ⅰコリント12:13)。

10月6日の説教要旨

「信仰にしっかりとどまる」使徒14:19-28
鎌野 幸師
1.迫害の中にあるクリスチャン
 ピシデヤのアンテオケ、イコニオム、ルステラと行く先々でパウロとバルナバは「神の恵み」であるイエス様による救いを伝えました。多くの人々が聞いて信じる一方、ユダヤ人たちから迫害を受け命まで狙われました。迫害は二人の語る教えを信じたクリスチャンたちにも及び、彼らは苦しい信仰の戦いの中に置かれていました。
2.励ますために
 デルベでの宣教の後、パウロとバルナバは、自分達の命を狙った人たちのいるルステラ、イコニオム、ピシデヤのアンテオケに引き返しました。幼いクリスチャンたちの信仰が迫害の中で弱り、失われるのでなく、強められるように励ますためでした。パウロは命がけで人々を訪問し励ます牧会者でした。私たちも戦いの中にある兄弟姉妹の信仰が強められるように、励ますことができれば幸いです。
3.信仰にしっかりとどまる
 パウロは、偶像の中から救われた、ご利益ばかりを求めがちな幼いクリスチャンたちに「神の国に入るには苦しみも経なければならない」と福音の真理を教え、「信仰にしっかりとどまりなさい」即ち、イエス様を見続け、信じ続けなさいと勧めました。救い主イエス様の姿をしっかりと見続けるなら、イエス様を信じる気持ちが沸き上がり、信じる気持ちが深まって成長し、迫害や苦しみにも負けない強さが与えられます(ヘブル12:2)。
 

9月29日の説教要旨

「福音は異邦人へ」使徒13:42-52
鎌野幸師
1.神の恵みを語ったパウロ
 ピシデヤのアンテオケに移動したパウロとバルナバは、ユダヤ人の会堂で「イスラエルの民を罪から解放し祝福するために神が送られた数い主、イエス・キリストを信じる者は皆、律法によって得られなかった救いをいただける」と「神の恵み」を語りました。人々はこの福音を喜んで聞きました。
2.恵みを拒む人々
 しかし、「律法を厳格に守ることによって」「神から特別に選ばれたユダヤ人だけが」救われると固く信じてきたユダヤ人指導者たちは、一方的に全ての人に注がれる神からのプレゼントである「恵み」を理解できず、拒みました。「祝福を得るためには、努力と才能、代価が必要」と叫ばれる今の時代、多くの人々は「信じるなら(信じるだけで)救われ、祝福される」という「神の恵み」を拒み、宣教の難しさを感じます。
3.福音は異邦人へ
 行き詰まりの中、パウロがみ言葉を根拠として、異邦人を中心に宣教していくことに方向転換した結果、多くの異邦人が救われ、キリスト教は全世界の人々に伝えられました。「神の恵み」を拒む人がいても、神は新たな宣教の道を開かれます。困難も益と変えてくださる神を信じ、神が開いてくださったところで「神の恵み」を語り伝えて行きましょう。
 

9月22日の説教要旨

「救いのみわざ」使徒13:1-12
鎌野幸師
1.宣教への出発
 アンテオケ教会が誕生して1年、バルナバとサウロが聖霊に示されて「教会を離れ各地に宣教に行きたい」と申し出ると、教会は断食して祈り、教会に必要な指導者バルナバとパウロを宣教に送り出しました。宣教は、聖霊による示し(召し)に対して祈りをもって応答し、一歩踏み出すところから始まります。
2.キプロスでの宣教
 二人がキプロスで宣教を始めると、地方総督セルギオ・パウロが求道しました。魔術師エルマが彼を信仰から遠ざけましたが、聖霊に満たされたパウロがエルマをにらみつけて命じると、エルマは盲目となり力を失いました。聖霊に導かれて宣教が始められても、そこには悪魔による妨害と戦いが必ずありますが、私たちの内におられる聖霊が勝利されます。悪魔を倒すための武器は御霊の剣であるみ言葉と祈り(エペソ6:17-18)です。
3.救いのみわざ
 エルマによる妨害が取り除かれ、主の教えを聞いて感動した地方総督は、信仰に入り救われました。聖霊が宣教を始め、悪魔に勝利し、主の教えを語り、心を感動して救いの御業が成し遂げられました。聖霊は教会が一致して主を礼拝し祈って行く中で働かれます。私たちも主をあがめて礼拝し、祈り、聖霊の働きの中で救いの御業を見せていただきましょう。

9月15日の説教要旨

「祈る教会」使徒12:1-17
鎌野幸師
1.祈る教会
 エルサレム教会に対するヘロデ王の迫害が強まる中、教会の中心的な指導者ヤコブが処刑され、ペテロも捕らえられ厳重な監視の下に置かれました。ペテロの命の危機、教会の存亡にかかわる危機の中で、教会の人々は皆で集まり、ペテロが救い出されるようにと「名をあげて具体的に」「あきらめずに継続して」祈り続けているとき、状況が変わりました。教会のメンバーはどの人も神の家族の一員であり、教会の働きを担う一人です。危機の中にある一人のために、教会の皆で心を合わせ、具体的に、あきらめずに祈り続けましょう。
2.祈りの答え
 処刑の前夜、ペテロはみ使いに導かれて、奇跡的に牢獄から救い出されました。全能の神の前にはあらゆる可能性が開かれています。しかし、神は私たちの願った通りではなく、神の御心、神の最善をもって祈りに応えられます。神の最善に委ねながら、神の可能性に大いに期待して祈りましょう。
3.確信のない祈りでも
 教会の人々は祈っていながら、戻ったペテロを見て驚きました。確信のない祈りでも、神は聞いて応えられました。教会は半信半疑であっても祈り続け、神の救いの御業を体験させていただき、祈る体質を身につけさせていただきましょう。
 

防災訓練を行いました

防災の日から1週間後になってしまいましたが、防災訓練を行いました。
非常ベルと「火事です!」という号令がかかると、3階の礼拝堂から1階のガレージに移動し、点呼を行いました。消火器の使い方や、AEDの使い方についても教えていただきました!
火を消す練習をする子どもたちがあまりにもかわいくて「パチリ」

9月8日の説教要旨

「アンテオケ教会の始まり」使徒11:19-30
鎌野幸師
1.キプロス人とクレネ人による伝道
 迫害により散らされたユダヤ人たちは、行った先でユダヤ人にしかイエス様を伝えませんでしたが、キプロス島やクレネ出身でエルサレムで信仰をもったユダヤ人たちは、アンテオケのギリシャ人たちに、「主イエス」を伝えました。すると大勢のギリシャ人がイエス様を信じ、アンテオケ教会が誕生しました。神は、全世界の様々な人々に福音を伝えるために、ユダヤ人以外の人や文化に触れたことがあり、外国人に対する偏見の薄いキプロス人とクレネ人を用いられました。
2.バルナバの派遣
 救われたギリシャ人を育てるために、聖霊と信仰に満ちた「バルナバ」がアンテオケ教会に派遣されました。ギリシャ人たちは、救われたとはいえ、まだ唯一真の神について良く知らず、世的な生き方をしていましたが、バルナバは彼らが救われたことを喜び、「主イエスにとどまっているように」と励まし、その後教える賜物のある協力者サウロ(パウロ)と共に彼らを教えました。ギリシャ人たちたちは1年の間に、イエス様を一番にして従い、人々に愛を現わす「キリスト者」と呼ばれる者たちへ成長しました。
3.主の御手に導かれて
 アンテオケ教会は人の賜物や力でなく、「主の御手が共にあった」ことにより誕生・成長しました。私たちの教会もイエス様を信じ従い、主の御手の中で成長へと導いていただきましょう。