礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

9月22日の説教要旨

「救いのみわざ」使徒13:1-12
鎌野幸師
1.宣教への出発
 アンテオケ教会が誕生して1年、バルナバとサウロが聖霊に示されて「教会を離れ各地に宣教に行きたい」と申し出ると、教会は断食して祈り、教会に必要な指導者バルナバとパウロを宣教に送り出しました。宣教は、聖霊による示し(召し)に対して祈りをもって応答し、一歩踏み出すところから始まります。
2.キプロスでの宣教
 二人がキプロスで宣教を始めると、地方総督セルギオ・パウロが求道しました。魔術師エルマが彼を信仰から遠ざけましたが、聖霊に満たされたパウロがエルマをにらみつけて命じると、エルマは盲目となり力を失いました。聖霊に導かれて宣教が始められても、そこには悪魔による妨害と戦いが必ずありますが、私たちの内におられる聖霊が勝利されます。悪魔を倒すための武器は御霊の剣であるみ言葉と祈り(エペソ6:17-18)です。
3.救いのみわざ
 エルマによる妨害が取り除かれ、主の教えを聞いて感動した地方総督は、信仰に入り救われました。聖霊が宣教を始め、悪魔に勝利し、主の教えを語り、心を感動して救いの御業が成し遂げられました。聖霊は教会が一致して主を礼拝し祈って行く中で働かれます。私たちも主をあがめて礼拝し、祈り、聖霊の働きの中で救いの御業を見せていただきましょう。