礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

10月27日の説教要旨

「真の自由」使徒16:19-34
鎌野 幸師
1.パウロの自由
 ピリピの町でパウロは鞭打たれ牢獄に繋がれました。主の導きに従いながら鎖につながれ、身体も痛む中で、パウロは神に祈りと賛美をささげ、その賛美は囚人たちを慰めました。パウロが平安に満たされていたのは「真の自由」を持っていたからでした。クリスチャンの自由は、自分のしたいことをする自由でなく、極限の状態の中でも、苦しみや痛み、失望に縛られず魂が神に開かれ、感謝し、喜び、希望を持てる自由です。
2.自由を得るために
 牢獄の看守は、地震で居眠りから目覚め、囚人たちを逃がしてしまったと、恐れに縛られて自害しかけましたが、パウロの声で思いとどまり、「救われるためにどうしたら良いですか」と尋ねました。パウロは「主イエスを信じなさい」と答えました。私たちを愛して、罪から救うために十字架にかかり、死から復活して今も生きておられるイエス様を信じて委ねる信仰によって、私たちは救いを、真の自由をいただくことができます。
3.家族の救い
 真の自由と救いを求めた看守は、自分だけでなく家族と共にパウロから主の言葉を聞き、家族そろって神を信じました。私たち自身が救いを喜び、「家族にもこの救いを」と共に主の言葉を聞く中で、家族が救いへと導かれます。