礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

11月24日の説教要旨

「主イエスによるバプテスマ」使徒18:24-19:7
鎌野 幸師
1.ヨハネのバプテスマしか知らない人々
 宣教を始めたエペソの町でアクラとプリスキラ夫妻が出会ったアポロは、会堂でイエス様のことを語っていました。パウロが出会った12人の者は「主の弟子」でした。しかし彼らは「ヨハネのバプテスマ」しか知りませんでした。彼らはイエス様を救い主と信じていましたが、ヨハネが教えたように「神の怒りから逃れるために罪を悔い改め」「厳しく自分を打ち叩いて」生きていました。
2.主イエスによるバプテスマ
 彼らが正しい信仰を持てるように、アクラとプリスキラ、パウロはイエス様の教えを彼らに正確に説明しました。イエス様は「悔い改め」以上に「福音(イエス様ご自身)を信じなさい」と強調され、神の子としてのご自身の姿を人々に明らかにされました。イエス様は十字架と復活を通して、ご自身の愛と罪の赦しを示されました。イエス様は「信じる者には聖霊が与えられる」と約束されました。「信じること」を喜び、私たちを愛し赦し、私たちに聖霊を与えてくださるイエス様を、正しく知り、信じ従っていく者に授けられるのが、主イエスによるバプテスマです。
3.与えられた聖霊によって
 主イエスのバプテスマを受けた弟子たちに聖霊が望み、彼らは異言や預言で神を語り始めました。彼らは聖霊によってあふれる喜びと感謝で神を証しする者へ造り変えられました。