礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

12月29日の説教要旨

「主に仕えたパウロ」使徒20:17-27
鎌野 幸師
1.パウロの告別説教
 第三次伝道旅行の終わり、エルサレムへと急いでいたパウロでしたが、ミレトでエペソ教会の長老たちを呼び寄せました。この先自分の身に「なわめと苦しみ」が待ち受けており、殉教するかもしれない、エペソの人々と二度と会えないことを聖霊の導きの中で知っていたからでした。3年間心血を注いで建て上げたエペソ教会の働きの存続のために、パウロはどうしても伝えたい大切なことを語りました。
2.主に仕えたパウロ
 パウロは、私がそうしてきたようにあなたがたも「主に仕えなさい」と語りました。具体的に
①謙遜の限りを尽くして:自分には何の知恵も力もないことを認め、徹底的にイエス様に聞きイエス様に従いなさい 
②涙をもって:妨害や迫害に遇い悲しみや苦しみ、怒りの涙を流しても耐え忍びなさい 
③益になることを大胆に語る:謙遜に主に仕える一方で人々の益、真の祝福のために「神に対する悔い改め」と「主イエスに対する信仰」を恐れず大胆に語りなさい 
④聖霊に縛られて:命を捨てることになったとしても、いつも、どこまでも聖霊の導きに従いなさい 
と語りました。パウロはイエス様の愛に迫られて主に仕えました。私たちも新しい年、パウロのように、私たちを愛し祝福してくださる主に仕えて行きましょう。