礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

2月2日の説教要旨

「勇気を出しなさい」使徒23:1-24
鎌野 幸師
1.語りかける神
 パウロは取り調べのためにユダヤ人の最高議会に立たされましたが、議会が激しく混乱し、ローマの千人隊長の命令により兵営に戻されました。エルサレムにおいて十分に主を証しできない失意と疲れの中にいるパウロのそばに主が立たれ「勇気を出しなさい。あなたはローマでもあかしをしなければならない」と語られました。主なる神は、危機的な状況において臨在をもってはっきりと語られ、励ましと導きを与えてくださるお方です。
2.ご計画を進められる神
 パウロが主からの励ましをいただく一方、ユダヤ人たちは徒党を組んでパウロ殺害計画を企て、パウロの身柄を預かる千人隊長は自分の保身しか考えていませんでした。しかし不思議なようにパウロの命は守られ、パウロはエルサレムから北に約80キロ離れたカイザリヤに移送されることになり、「主イエスを証しするために向かう目的地ローマ」に近づくことになりました。神は人々の悪や罪を用いてでもご自身のご計画を進められるお方です。
3.勇気を出しなさい
 悪や罪にとらわれた人々の中で、私たちも失意を覚え、疲れ果てることがありますが、語りかけてくださる神、ご計画を進められる神を信じて、主から与えらえた使命を果たしていくために勇気を出して立ち上がりましょう。