礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

5月12日の説教要旨

「神の子として」Ⅰヨハネ5:1-5
鎌野 幸師
1.神の子とは
 「神の子」とは、私たちの罪の身代わりとなって十字架で死に、よみがえられたイエス様を私の救い主と信じる者のことで、その信仰は血筋や人間的な努力や苦労によってではなく(ヨハネ1:12)、神の不思議な選びと導きによって与えられます。大きな悩みや苦しみを通らなくても、劇的な変化がなくても、イエス様を救い主と信じる者は、誰でも「神の子」です。
2.神の子に注がれているもの
 人間の親はわが子を愛して命をかけて子を産み育てますが、それ以上の本物の愛をもって、父なる神様は「神の子」を愛されました。罪人を「神の子」として新たに生まれさせるために、一人子イエス様の命を十字架で犠牲にされました。それは新しく生まれた「神の子」と共に歩んで育む「聖霊」を与えるためでもありました。この父なる神様の「命を捨てるほどの愛」は、今も変わらず「神の子」に注がれています。
3.世に勝つ神の子                   
 私たちの置かれている「世」は、自分本位に生きる人たちのあふれる、愛のない暗いところです。しかし「神の子」は、父なる神様から愛を注がれて本物の愛を知り、聖霊により愛を行う力が与えられて、神と人を愛することができます。私たちは「神の子」として世に勝利していきましょう。