礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

7月28日の説教要旨

「天を見つめるステパノ」使徒7:54-60
鎌野 幸師
1.恐れないステパノ
 嫌疑をかけられ、裁判の席に立たされたステパノでしたが、〇敵の中でも恐れずに語り〇裁きの中、命の危険の中でも顔はみ使いのように輝き〇自分を殺そうとする人のために「彼らに罪を負わせないでください」と祈りました。ステパノが冷静さと平安、愛を保てたのは、天を見つめていたからでした。
2.天を見つめるステパノ
 ステパノは〇柔和で、あわれみ深く、平和をつくる人が招かれる「天の御国」を見つめ 〇悔い改める者の罪を赦し救いたいと願っておられる「父なる神様」を見つめ 〇罪がないのに十字架刑にされても、恐れず平安のうちに「彼らを赦してください」と祈られた「イエス様」を見つめていました。立ち上がって「がんばれ」と応援してくださるイエス様を見つめていました。私たちも、私たちに与えられている聖霊によって、危機の中でも天を見つめることができます。
3.一粒の麦となったステパノ
 ステパノの殉教以後、迫害のためにエルサレム以外の場所に移り住んだ人々はそこで福音を伝え、福音が広まりました。ステパノの姿を見ていたサウロ(パウロ)は回心し地の果て(ローマ)まで福音を伝えました。危機の中でも天を見つめていくとき、主は私たちが思う以上の豊かな実を結ばせてくださいます。