お知らせ

4月14日の説教要旨

「救いの宣言」ルカ23:39-43
鎌野 幸師
1.悪口を言い続ける犯罪人
 イエス様の両側に十字架につけられた2人の犯罪人のうちの1人は、「あなたはキリスト(救い主)ではないか。自分と私たちを救え」と叫びました。まるで奴隷に命じるように「救え」と言い、自分の「死」の時が迫っても自分の罪の問題を顧みようともせず、イエス様に悪口を言い続けました。
2.神を恐れた犯罪人
もう1人の犯罪人は、はじめはイエス様をののしっていましたが、途中でイエス様を「神」と認めて恐れ、自分の罪を告白し、「御国で私を思い出してください」とイエス様のあわれみにすがりました。十字架の上のみすぼらしく弱弱しいイエス様の姿を見、声を聞いただけでなく、苦しみと痛みの中で「父よ、彼らを赦してください」と祈られるイエス様の姿をしっかりと見つめ、「なぜこのように祈れるのだろう」と問いかける中で、この犯罪人はイエス様の真の姿に気づき、信じ、すがりました。
3.救いの宣言                   
イエス様はこの犯罪人に「あなたは今、この時からずっと、私と一緒です。パラダイス=天国の平和と平安が与えられます」と宣言されました。イエス様こそ真の救い主と信じすがるなら、どのような人にもイエス様は真の救いを、天国の平安を与えてくださいます。
 

4月7日の説教要旨

「父よ。彼らをお赦しください」ルカ23:32-38
鎌野 幸師
1.「彼ら」のための祈り
 十字架の究極の苦しみの中で、イエス様は「父よ。彼らをお赦しください」と祈られました。「彼ら」とは、イエス様を十字架につけたローマ兵であり、イエス様を訴え捕らえさせた指導者たちであり、群衆の心理で「イエスを十字架につけよ」と叫んだ人たちのことです。「彼ら」は、イエス様が真の神とわからず、人の痛みや苦しみがわからず、神に敵対しながら、自分の恐ろしい罪に気づかない、「何をしているのかわからない」人たちでした。私たちも「彼ら」の一人です。
2.「赦してください」
 受けた傷が深いほど、また正義感が強いほど、「赦す」ことは難しいことですが、イエス様は「不義を行い、自分を深く傷つけた人々」のことを〇「愛するゆえに」〇「父なる神の御心に従うために」、「彼らの罪を赦してください」と祈られました。このイエス様の切なる祈りを受け入れて、父なる神は、「彼ら」の罪、私たちの罪を赦してくださいました。
3.私たちの応答
 
自分の罪に気づかされたなら「私の罪を赦してください」と祈り、「赦せない人」がいるなら「赦せるように」と祈り求め、罪の中に生きる人々が「赦されるように」とりなし祈っていくことが、「彼らを赦してください」と祈ってくださったイエス様に対する私たちの応答です。
 

もっく新学期4/12スタート

春休み中お休みしていました「もっく」は4月12日から再開いたします。
毎週金曜日(祝祭日除く)午後3時~5時、小学生の子どもたちが宿題をしたり、思い思いに遊んだり、楽しい時間を過ごしています。どうぞご参加ください。(見学できます)


 

ローラースケートに行ってきました

春休み中の子どもたちと、午前はクレープ作りをし、午後はローラースケートに行ってきました。春のあたたかな日射しの中で、子どもも大人も、良い汗を流しました。




 

イースターを一緒にお祝いしましょう!

イースター

4月21日(日)どなたでもお越しください!
 
イースター礼拝 10:45~
イースター食事会・お祝い会 12:00~
大人300円・子ども200円
エッグハンティング(子ども) 13:00~

ご案内チラシはこちら

もっく休会のお知らせ

3月29日(金)、4月5日(金)の「もっく」は、春休み中のためお休みです。
4月12日(金)から再開します。
新学期も「もっく」で楽しい時間を過ごしてくださいね!お待ちしています。

 

3月24日の説教要旨

「イエス様のまなざし」ルカ22:54-62  
鎌野 幸師
1.イエス様を裏切ったペテロ
イエス様の一番弟子ペテロは、イエス様を三度「知らない」と言ってしまいました。裏切りの芽は、以前からすでにサタンによって植え付けられていました。〇イエス様の言葉を否定し (マタイ16:21~)〇自分の信仰は大丈夫だと弱さを認めず(ルカ22:31~)〇イエス様に「祈ってほしい」と依頼されても眠り込んでしまいました(ルカ22:40~)。この罪の積み重ねが主を否定する大失敗を産みました。私たちもペテロと同じように大失敗の芽を抱えているような者です。
2.イエス様のまなざし
イエス様はペテロの裏切りの言葉を聞かれ、ペテロを無視するのでも、攻撃するのでもなく、愛と慈しみと「信仰がなくならないように」と祈りの込められたまなざしでペテロを見つめられました。イエス様はペテロや私たちがどのような状態にあっても、いつも変わらず「愛のまなざし」で見つめておられます。
3.私たちを造り変えるもの
ペテロは鶏が鳴くのを聞いてイエス様の語られた言葉を思い出し、罪深い自分に気づき絶望して泣きました。しかし、このような自分も愛し受け入れてくださる、復活のイエス様にすがった時、岩のような信仰の人へと造り変えられました。 
 

3月17日の説教要旨

「キリストによる派遣」マタイ28:16-20  
鎌野 幸師
1.宣教命令の担い手
復活のイエス様を体験し、イエス様を捨てて逃げた罪を赦されてイエス様の愛を体験した弟子たちは、イエス様と再会し、イエス様を礼拝しました。イエス様を「人ではなく神、私の主」と認めたからでした。この弟子たちにイエス様は「大宣教命令」を語られました。イエス様は「イエス様の復活、愛と赦し」を信じイエス様を主として礼拝する私たちを「宣教」へ遣わされます。
2.宣教命令の内容
イエス様は人々を「弟子としなさい」。そのために「行って」「バプテスマを授け」「教えなさい」と命じられました。自分を守り、恐れのために出て行けない私たちですが、「一人でも滅びることがなく永遠のいのちが与えられるように」と願っておられる主の御心を受けて、どんな人々にもイエス様を伝え、人々がイエス様を信じて、イエス様と共に御国の価値観に生きる者となるまで教え導くことが「宣教」であり、私たちと教会にゆだねられている働きです。
3.共におられる主
イエス様は私たちを宣教に遣わすにあたり、「いっさいの権威を持つ私が共にいる」と約束されました。私たちは教会の兄弟姉妹と一つとなって、宣教の働きを進めていきましょう。
 

3月10日説教要旨

「キリストの愛に根ざして」エペソ4:7-16  
鎌野 幸師
1.教会はキリストのからだ
人の「からだ」をもって神の国の福音を伝え、神の国をもたらされたイエス様は、十字架、復活の後に天に昇られ、ご自身の「からだ」に代わる存在として、地上に「教会」を置かれ、イエス様の働きをゆだねられました。神様から選ばれ教会に集められた私たち一人一人は、キリストのからだなる教会の一つ一つの器官です。教会と私たちは、頭なるキリストの御心に従って与えられた働きを進めます。
2.キリストのからだを建て上げる
 教会が建て上げられ成長していくために、からだの器官である一人一人は、①真理の言葉を語る使徒・預言者・伝道者・牧師・教師たち、また兄弟姉妹たちを通して、それぞれの霊的・実際的な欠けが埋められ、訓練されることによって整えられる ②違った働きをする者たちが組み合わされて複合的な働きをし、それぞれが結びつきを持ち連携して働くこと が大切です。
3.キリストの愛に根ざして
一人一人がイエス様の十字架に現わされている「赦し受け入れる愛」「相手を助け救う犠牲の愛」をもって歩むとき、教会はイエス様の働きを充分担えるものへと成熟していきます。

3月4日の礼拝説教要旨

「一番大切な戒め」
マタイ22:34-40

 
                 2018年3月4日(日)主日礼拝
野﨑 俊師
1.不可分の二つの戒め
 この箇所で主イエスは、ある律法をないがしろにしているとの言いがかりを付ける為の「律法の中での一番大切な戒めは何か」とのパリサイ人の質問に、神を愛する事と人を愛する事であると答えられました。神を愛していると自負しながら、人を見下している彼にこの二つはつながった一つの事であると教えられたのです。

2.祈りは姿勢を変える
 主イエスがここで「隣人を愛せよ」と教えられましたが、主イエスの「隣人」の概念は、ユダヤ人たちが持っていた同胞を中心とした限られた物から全ての人に広がる物でした。私たちも、愛し辛いと思える人であっても、「迫害する者のために祈りなさい」との主イエスに倣い、祈る事から始めさせていただきましょう。

 神を愛する事と人を愛する事はつながった一つの事である事を思い、隣人を愛する者となる為に、祈る事から始めさせていただきましょう。