礼拝説教要旨

礼拝説教要旨

12月22日の説教要旨

「インマヌエルの神」マタイ1:18-25
鎌野 幸師
1.ヨセフの戸惑い
 婚約者マリヤの妊娠を知ったヨセフは、「マリヤが他の人と関係をもった」と現実的にしか考えられず戸惑い悩みました。ヨセフはマリヤをどうしたら良いかと悩んだ末「ひそかに別れよう」と決心しました。それでもなお、悶々と悩みの暗闇の中にいました。私たちも思っても見ない状況の中で悩み、決断してもなお悩み続け、暗闇の中に閉じ込められる時があります。
2.関わってくださる神
 神はヨセフに主の使いを通して語りかけ、関わられました。マリヤの妊娠は「聖霊による、神が導かれたこと」と神の現実を教え、「マリヤを妻としなさい」と成すべきことを教えられました。ヨセフは関わり、共にいてくださる神を体験し、眠りから覚めると、恐れず希望をもってマリヤを妻に迎えました。関わり、共にいてくださる神を体験することにより、私たちは神を信頼し、希望をもって歩み出すことができます。
3.インマヌエルの神
 イエス様は神を信頼したヨセフとマリヤから「インマヌエル(共におられる)の神」としてお生まれになりました。イエス様は悲しみ、悩み、混乱の中で戸惑い続ける私たちと共に歩み、語りかけ、神の現実を教え、正しい選択へ導き、暗闇から光へ導き出してくださいます。この救い主イエス様を信じていきましょう。